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朝に家を出てから夜まで、外で働くホームヘルパー、ガイドヘルパーにとって、仕事道具は常時カバンの中に携帯しなければなりません。
つい身軽さを優先し、手ぶらに近い形で出ていってしまうと、些細な事態での対応に苦慮することになります。
利用者さんの支援中に、必要なものが必要なときになければ大変です
準備をしておけば、仕事が一層になります。そこで、持っていると重宝する、トラブルの回避に役立つ持ち歩きグッズを紹介していきます。
持ち歩きの必須アイテム
使い捨て手袋
訪問介護では排泄介助に陰部洗浄、掃除など、様々な場面で使い捨て手袋は重宝します。
利用者さま宅にないことを想定して、いくらかは持参しておきましょう。移動支援時においても、利用者さんが突然失禁・失便するなどしたときに、衣服の汚れを洗い落としたり、利用者さんの陰部を清拭するなとが想定されます。
携帯用アルコールスプレー
訪問前、退室時、移動支援中など、様々なシチュエーションで、ヘルパー自身と利用者さんの衛生を保つための必須アイテムです。新型コロナウィルスが流行して以降、なくてはならないものとなっています。
百均で小サイズの空ボトルを購入し、大ボトルの詰め替え用の液体を入れて使用すればコスパが良く、持ち運びにも便利です。
除菌ウェットシート
特に移動支援時、昼食時やおやつを食べたりしたときに、利用者さんの食べこぼしを拭き取ったり、利用者さんが汚してしまった手を拭いたりと、咄嗟の場面で非常に役に立つグッズです。手口に使用する場合はノンアルコールのものが良いかと思います。
100均で10枚入り×3つ、などが市販されています。
体温計
バイタルチェックが必要な場合に限らず、急に利用者さんがしんどそうにしていたり、体調不良を訴えられたりした時のために、一人一台は持っておきたいです。
最近では新型コロナウィルスの影響で非接触タイプのものが普及し、各事業所から配布されるケースも多かったのではと思います。腋下タイプ(脇の下で測るもの)に比べるとやや正確性に欠けますが、やはり衛生面を考えるとヘルパーの持ち歩きグッズとしては非接触タイプが適しているのではないでしょうか。
予備マスク
自分のものが汚れた場合のみならず、利用者さんが汚した際のためにも予備マスクは持っておきたいです。個包装のものがおススメ。
ポリ袋・ロールレジ袋など
移動支援時に、例えば身体・知的障がい者の方の手口を拭いたときの、その拭いたあとの除菌ウェットシートやティシュペーパー、またはおやつの食べた後の袋など、ごみ箱が近くにない場合が多いので、少量のゴミを入れるのに、ロールレジ袋などがあれば非常に重宝します。
ポリ袋も色々な場面で大活躍します。稀ではありますが利用者さまが外出中に突発的に失禁・失便した際に、汚れた衣類を入れたり、雨天で自分の衣類やタオルが濡れてしまったものを入れたり、また最近では集中豪雨に見舞われた際に、どうしても濡らしたくないものを入れたり(財布とかスマホとか)、ポリ袋はとても便利です。
ボールペン・印鑑
最近ではICT化が進み、書類ではなくICタグ、印鑑いらず、という事業所、自治体も多くなってきましたので、こちらはケースバイケースです。
書くよりスマホのメモアプリにメモった方が早いご時世ではあります。
でも会議ではやはり何だかんだ言ってペンと紙が早く、なかなかゼロってわけにはいかないのが現状です。
書類ケース
まだまだ書類社会日本。事業所と利用者さんとのやりとりは書類になることが多いので、何かしら100均のもので良いので書類ケースは持っていた方がいいです。
バンドエイド・その他自分の常備薬・ハンドクリーム等
ちょっとしたことでケガをしてしまったとき、出血した手で介助するのも不衛生ですし、バンドエイドの1、2枚は常備しておいた方がいいのではないでしょうか。
また何かしらの持病がある方は自身の常備薬を。たまに頭痛がある方なら頭痛薬は常備しておいた方がいいでしょう。
あくまで利用者さまの支援に集中するために、まずは自分が元気でなければ、といったところです。
訪問介護に入っていると、頻繁に手を洗うことになるので、ハンドクリームは欠かせません。
綺麗な手を保ちながら仕事をしたいですよね。
持ち歩きの追加グッズ
帽子・日傘
近年の猛暑では熱中症対策が欠かせません。
帽子はもちろんですが、近年特に注目されているのは日傘です。日傘は移動する影、と言われていて、移動支援では男性でも必須アイテムになってくるかもしれません。
邪魔になる、荷物になるというデメリットはあるものの、今後、夏場の移動支援でキャンセルが相次ぐとなると、事業所にとって死活問題になりかねません。安全性のアピールとしても、今後必須アイテムの一つとなりつつあります。
割り箸
移動支援時、セルフレジで買い物をする機会も増えてきたかと思います。外でお弁当を食べる、となって時に、お箸をセルフレジで取ってくるのを忘れたり、食事中に折れてしまったりした場合、絶望的になります。2膳ほど持ち歩いていると安心です。
アームカバー
夏場の酷暑の中では、腕を露出したくない、日焼け止めの効果があります。
また視覚障がい者や要介護者の方に腕を掴んでいただく際の必須アイテムとなります。
買い物袋・エコバッグ
咄嗟に買物する必要がある場合などに袋類は重宝します。
腰ベルト、手首サポーターなどの予防グッズ
介護は身体ひとつのお仕事。つい頑張って腰や手首を痛めがちになりますが、無理をして仕事ができなくなるのは本末転倒です。
上手にケガ予防グッズを活用しましょう。
>介護ヘルパーのお悩み解決【腰痛予防】今すぐできる予防・対処法
まとめ
朝から夜まで何かと出掛けっぱなしのホームヘルパー。なるべく突発的な問題に対処できる準備をしておきたいものです。日頃から様々な問題を想定しておけば、急なトラブルが発生した時にも焦らず冷静に対処することができます。
備えあれば憂いなし!